超簡単301リダイレクト~DiskStation DS218j

Synology DiskStation DS218j, Webサイト構築, WordPressシステム管理

思い付きでURLを"https://wwq.myDS.me/"から"https://wwq.mydns.jp/"変更することになりましたが、多少ですが旧URLがGoogleの検索エンジンに載り始めた後でした。

というわけで、"https://wwq.myDS.me/"から"https://wwq.mydns.jp/"への301リダイレクトをかけることにします。

HTTPリダイレクト

HTTPヘッダにあるHTTPステータスコードにてリダイレクトの種類を伝え、Location:ヘッダで移動先を伝える。種類には301 Moved Permanently(恒久的な移転)や302 Found(発見)などがある。Webサーバの設定ファイル(Apacheの場合、httpd.confファイルや.htaccessファイル)や、CGInon-parsed headerスクリプト)などで指定できる。

出典:ウィキペディア

つまり古い検索結果のリンクから"https://wwq.myDS.me/"へアクセスがあった時に、自動的に"https://wwq.mydns.jp/"に移動していただこうという訳ですね。

方法はいくつかありますが、Synology DiskStation DS218j上ではApacheで動いていますから、上の説明にもある".htaccess"ファイルを設置するのが簡単です。

DSMにログインして[File Station]を開きます。

フォルダの新規作成|DSM

“web"フォルダの下に".htaccess"ファイルを設置するフォルダを作ります。"web"フォルダを右クリックして[フォルダの作成]を選びます。

作成するフォルダ名の指定|DSM

名前は何でも良いのですが、ここでは"myds"としてフォルダを作成します。名前をタイプして[OK]をクリックします。これで"web/myds"フォルダが作成されました。

続いて".htaccess"ファイルを作成します。[メインメニュー]を開きます。

テキストエディタを開く|DSM

[テキスト エディタ]を開きます。

DSMに[テキスト エディタ]がインストールされていない場合は、【テキストエディタを使う~DiskStation DS218j】の手順でインストールします。

テキストの新規作成|DSM

「ファイル」→[新規作成]を開きます。

301リダイレクトの内容|DSM

“.htaccess"の内容を書きます。というか、ネットで探すと、「ホスト名の異なる同じURLに301リダイレクトする」記述例はいくらでも出てきますから、その内容をコピーさせていただきます。すみません。内容は以下のとおりです。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteRule ^(.*) https://wwq.mydns.jp/$1 [R=301,L]_
</IfModule>

名前を付けて保存...|DSM

[名前を付けて保存…]を選択します。

ファイル名".htaccess"で保存|DSM

先に作成した"myds"フォルダを選び、ファイル名に".htaccess"とし、[保存]をクリックします。

これで".htaccess"ファイルの準備は完了です。次に仮想ホストの設定を変更します。

Web Stationを開く|DSM

[メインメニュー]から[Web Station]を開きます。

仮想ホストを開く|DSM

「仮想ホスト」を選択し、リダイレクト元の「wwq.myds.me」を選択して[編集]をクリックします。

仮想ホストのを修正して保存|DSM

Web Stationの更新~DiskStation DS218j】を終わったところでは、「wwq.myds.me」は新しいホスト名「wwq.mydns.jp」と同じサブフォルダ"web/wordpress"を参照していますので、これを"web/myds"に変更します。

仮想ホストの保存内容の確認|DSM

以上で終了です。

Webブラウザで"https://wwq.myDS.me"にアクセスすると、自動的に"https://wwq.mydns.jp"に移動することを確認します。

簡単ですね。