Synology DiskStation DS220j発売です

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まもなく参上

の記事を掲載して一か月。ようやく発売となりました。Synology DiskStation DS220j

驚いたのは結構いろんなメディアがトピックで報じていることです。

結構センセーショナルな商品なんですね。Amazonをはじめ、多くの通販サイトにも登場しています。

出たばっかりだからでしょうか。まだ価格はお高めです。

Synology DiskStation DS218jとDS220jのスペックを比較してみると、

見かけも大きさも重さも全く変わらず、前面のちっちゃなロゴが変わっただけ、のようで、筐体は流用ですね。おそらく。

NOMIが気になった変更点を上げると、

1.CPUが性能がアップ。

形式 DS218j DS220j
CPUモデル Marvell Armada 385 88F6820 Realtek RTD1296
CPUアーキテクチャ 32-bit 64-bit
CPU 周波数 デュアルコア 1.3 GHz クアッドコア 1.4 GHz

CPUはデュアルコアからクアッドコアへ、32bitから64bitへ、それから若干のクロックアップ。今風のアップグレードですね。てかDS218jが一世代前の設計だったということですね。

2.メモリ速度がアップ。

形式 DS218j DS220j
システム メモリ 512 MB DDR3 512 MB DDR4

RAMがDDR3からDDR4へ。DS218jは使用するサービスを増やすと結構メモリがきつい感じがあるので、せっかくモデルチェンジしたのに容量が増えていないのは少し気になるところです。

3.消費電力が小さくなった。

形式 DS218j DS220j
消費電力* 17.48 W (アクセス)
7.03 W (HDD ハイバネーション)
12.46 W (アクセス)
5.06 W (HDD ハイバネーション)
英熱量 59.68 BTU/hr (アクセス)
24 BTU/hr (HDD ハイバネーション)
45.52 BTU/hr (アクセス)
17.27 BTU/hr (HDD ハイバネーション)

30%程消費電力が下がっていますね。これはすばらしいです。

NOMI宅の場合、

で、DS218jを常時稼働させた場合の年間電気料金を、5,534円/年と試算しましたので、荒っぽく計算すると、5,534×0.3=1,662円/年の節約となります。

節約した電気代で、富士そばでわかめそば4人前いけます。

DS220jを制御するDSMはDS218jと同じでしょうから、できることは同じと考えてよいでしょう。

総括を車に例えると、ボディーや内装デザインはそのままで、エンジンのみを高性能かつ低燃費にした、という感じのマイナーチェンジ、というところでしょうか。

NOMIの場合は現行のDS218jで何の不満もありませんから、壊れない限りはDS220jに乗り換える必要はなさそうですね。