パッケージサポート終了のお知らせ~DiskStation DS218j

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2020/2/5、Synologyからニュースレターが来ました。

Synologyニュースレター|パッケージサポート終了のお知らせ~DiskStation DS218j

ニュースレターは大体一か月に一回くらいの割合で送られてくるのですが、内容は主にイベントの案内、新製品、新技術の紹介などです。年末には、

年末のお知らせ|パッケージサポート終了のお知らせ~DiskStation DS218j

こんな粋なメールも送られてきます。

今回送られてきたメールを読んでいると、ちょっと気になるところが。

サポート終了のお知らせ|パッケージサポート終了のお知らせ~DiskStation DS218j

「31パッケージが2020年にサポート終了になります。」だそうな。

メールの[サポート終了のお知らせ]のところがURLリンクになっていますが、メール内のURLリンクのクリックは絶対にしないのがNOMIの流儀。ウェブブラウザからSynologyのサイトを開き、「サポート終了のお知らせ」で検索して該当ページを開いてみます。

面倒ですが、巧妙な詐欺メール→フィッシング詐欺から身を守るためのNOMIの自衛策です。ぜひ実践を。

 

Synology パッケージ有効期限のお知らせ

公開: 2019年12月25日 Synology は、31 個のパッケージの有効期限を発表します。これらのパッケージは、2段階で正式な有効期限に達します。カテゴリー1のパッケージは、2019年12月25日に、ソフトウェア メンテナンスが終了します。これらのパッケージの公式オープンソースバージョンは、有効期限に達しました。カテゴリー2のパッケージは、2020年6月30日に、ソフトウェア メンテナンスが終了します。ユーザーが Synology パッケージ センターからこれらすべてのパッケージをダウンロードできる最終日は、2020年6月30日です。

マイルストーン 日付
有効期限のお知らせ 2019年12月25日
ソフトウェア メンテナンス終了 2019年12月25日 (カテゴリー1パッケージ)
2020年6月30日 (カテゴリー2パッケージ)
有効期限 2020年6月30日

注:

  1. ソフトウェア メンテナンス終了:Synology は、最終日に最後のソフトウェア メンテナンス リリースまたはバグ修正をリリースする可能性があります。最終日を過ぎると、Synology は対象製品ソフトウェアの開発、修理、メンテナンス、テストを一切行いません。
  2. 有効期限:Synology は、最終日にパッケージ センターから対象パッケージを削除します。

カテゴリー1

以下のパッケージは、2019年12月25日に、ソフトウェア メンテナンスが終了します。ユーザーが Synology パッケージ センターからこれらのパッケージをダウンロードできる最終日は、2020年6月30日です。

  • Java7
  • Node.js 0.10
  • Node.js 0.12
  • Node.js v4
  • Node.js v6
  • Odoo 8
  • OpenERP 6
  • OpenERP 7
  • PrestaShop1.6
  • SugarCRM
  • Tomcat 6
  • PHP 5.6 *
  • PHP 7.0 *

注:* パッケージの依存性により、PHP 5.6 と PHP 7.0 は、2020年6月30日以降も利用可能です。

カテゴリー2

以下に一覧されているパッケージは、ソフトウェア メンテナンスが終了する2020年6月30日まではメンテナンスおよびサポートを受けることができます。重大なバグとセキュリティの問題は、最終日まで修正されます。
ユーザーが Synology パッケージ センターからこれらのパッケージをダウンロードできる最終日は、2020年6月30日です。

  • Docker-Discourse
  • Docker-Spree
  • Drupal
  • Drupal8
  • LimeSurvey
  • Logitech Media Server
  • Magento
  • Magento2
  • MantisBT
  • Mono
  • Orthanc
  • osCommerce
  • phpBB
  • Piwik
  • PodcastGenerator
  • PrestaShop1.7
  • Ruby
  • Webalizer

Synology公式サイトより引用

つまりこれらのパッケージは2020年6月30日以降はパッケージセンターからダウンロードできなくなるというわけですね。

リストをつらつらと見てみると、

1.既に新しいバージョンの、安定な上位互換パッケージが提供されていて、不要になった古いバージョンのパッケージ。

2.既に大元での開発が終了していて、Synologyが面倒を見切れなくなっているパッケージ。

3.パッケージ提供はしてみたものの利用者が少ないなどの理由で、Synologyが面倒を見る気が無くなっているパッケージ。

ということでしょうか。国産のプログラミング言語"Ruby"がリストアップされているのがちょっと悲しいです。

Ruby

Ruby(ルビー)は、まつもとゆきひろ(通称: Matz)により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語(スクリプト言語とはプログラミング言語の一分類)。

日本で開発されたプログラミング言語としては初めて国際電気標準会議(IEC)で国際規格に認証された事例となった[4]

出典:ウィキペディア

あとNOMI的には、"Google Analytics"がメジャーになる前に結構お世話になったアクセス解析システム"Webalizer"や、"EC-CUBE"の登場前に扱ったことのあるECサイト構築ツール"osCommerce"が外されるのも感慨深いものがあります。そういえばこれらを扱ったのはもう10年以上も前だったなぁ。今は見向きもしてないし。

と、一通のメールでちょっと感慨にふけるNOMIでした。