WordPressのインストール1~DiskStation DS218j

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ブログを開設したいのでSynology DiskStation DS218jにWordPressをインストールします。

普通のLinuxディストリビューションでは、ApacheとPHPをインストールしてコンテンツの公開設定、MySQLをインストールしてDBを作成、WordPressをインストールして初期設定、と、結構面倒なのですが、DSMでは「Webステーション」が面倒な作業をやってくれるため、「えっ」というくらい簡単にWordPressが構築できます。

DSMから[パッケージセンター]を開きます。

パッケージセンター|DSM

スクロールして「WordPress」の[インストール]をクリックします。

WordPress依存プログラムのインストール|DSM

自動で依存関係を調べてくれて、WordPressの利用に必要な他のパッケージのインストールも実行してくれます。親切ですね。

[OK]をクリックします。

MariaDB10の設定|DSM

まず「MariaDB 10」がセットアップされます。MariaDBはMySQLの互換データベースですね。

MariaDB

MariaDBは、MySQL派生として開発されている、オープンソース関係データベース管理システム (RDBMS) である。

出典:ウィキペディア

MariaDBの管理者(root)パスワードを設定して[次へ]をクリックします。

MariaDBのインストール|DSM

[適用]をクリックします。

WordPressのセットアップ|DSM

先ほど設定した管理者(root)パスワードを入力して[次へ]をクリックします。

WordPressのDB設定|DSM

WordPressで使用するデータベース名「wordpress」、データベースユーザー名「wordpress_user」のパスワードを設定して[次へ]をクリックします。

WordPress設定の確認|DSM

[適用]をクリックするとWordPressのインストールが実行されます。
しばらく待つとPHP、Apache、MariaDB、WordPressのインストールが終わります。インストールされたパッケージはデスクトップには表示されません。左上の「メインメニュー」をクリックすると確認できます。

メインメニュー|DSM

インストールしたはずのPHPとApacheのアイコンが見当たりませんが、これらは直接設定を編集する必要がないからだと思われます。

[パッケージセンター]で[インストール済み]を選ぶと、

パッケージセンターの確認|DSM

きちんとインストール済みになっていました。

WordPressのインストール2~DiskStation DS218j】に続きます。