ゲストユーザーの有効化~DiskStation DS218j

Synology DiskStation DS218jDDNS, DSM, NAS, Synology, システム管理

Synology DiskStation DS218jでの共有フォルダの作成はウィザード形式になっていて、とてもわかりやすく簡単に共有フォルダを作成できるようになっています。

ウィザードの途中でアクセス権の設定があります。

共有フォルダのアクセス権の設定|DSM

「誰でも読み書き可能」な共有フォルダを作りたい場合、この中の"guest"に対して読み書き権限を与えれば良いだけのように思えますが、DS218jはデフォルトで"guest"アカウントは無効化されていますから、これを有効にしなければなりません。

まず、DSMにログインしてコントロールパネルを開きます。

コントロールパネル|DSM

[ユーザー]をクリックします。

ゲストユーザーの編集|DSM

“無効"になっている"guest"アカウントを選び、[編集]をクリックします。

ゲストユーザーの有効化|DSM

「このユーザーを無効にする」のチェックを外して[OK]をクリックします。

ゲストユーザーの正常性の確認|DSM

“guest"ユーザーに"正常"と表示されればゲストユーザーは有効です。

設定は以上です。

ゲストユーザー有効化完了|DSM

共有フォルダの設定で"guest"ユーザーに「読込み/書込み」の権限があればだれでも自由に読み書きできるようになります。

ところで、DS218jにはビルトインの管理ユーザー"admin"のパスワードが解らなくなったときに、強制的にパスワードをリセット(消去)する仕組みがあります。

この操作をおこなってしまうと"guest"ユーザーも同時に無効化されてしまいます(安全のためですね)。

滅多にないことかもしれませんが"guest"ユーザーを有効にして使用していて、"admin"パスワードのリセットを行ったときは最有効化を行う必要があります。

面倒ですけどこれは致し方ないですね。