パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

DSMアプリケーション, Synology DiskStation DS218j, WordPressDSM, DSMパッケージ, MariaDB 10, phpMyAdmin, Synology, アップデート, メンテナンス

久しぶりにDSMにログインしてみるとアップデート通知が来ていました。

アップデート通知|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

マイナンバー関係に熱中していて忘れてました。「パッケージセンター」を開いてみると、

アップデートの内容|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

“MariaDB 10″のアップデートでした。

“MariaDB 10″はこのブログのプラットフォーム"WordPress"を支える重要なデータベースですね。

詳しくアップデートの内容を見てみると、

MariaDB 10のアップデート開始|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

ちょっと文章が長めですね。英文を読むのが面倒くさいのでGoogle先生に翻訳をお願いしてみると、

バージョン 10.3.21-0063 の新機能
1.バージョン10.3.21に更新されました。

2.セキュリティを強化するための新しいパスワードポリシーを追加しました。 このポリシーでは、すべてのパスワードが最小長を満たし、大文字と小文字が混在した文字、数字、特殊文字を含む必要があります。 また、一般的なパスワードやユーザー名をパスワードとして使用することは許可されていません。

なるほど、パスワードポリシー強化ですか。良いことですね。

NOMIはそれなりに複雑なパスワードを設定しているので、ポリシーが変わっても問題はないと思います。[アップデート]をクリックしてアップデートを実行します。

WordPress停止の案内|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

WordPressが停止するよ、とのことです。それはそうでしょうね。もちろん了解ですので[はい]をクリックします。

パスワードポリシー変更の確認|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

既に設定済みのパスワードには今回のアップデートによるパスワード強化ルールは適用されないということですね。それは安心。「アップデートしたら今までの簡単なパスワードが無効になってWordPressが使えなくなったよー。」みたいなことは無い、ということですね。

「Yes, I understand」にチェックを入れて(翻訳忘れかな)、[次へ]をクリックします。

アップデート中|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

[適用]をクリックするとアップデートが始まり、数分で完了しました。アップデート後も問題なくWordPressは稼働しています。

ところで、"MariaDB 10″のパスワードを変更するには、DSM左上のインストール済みパッケージ一覧を開き、

MariaDB 10を開く|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

[MariaDB 10]アイコンをクリックして、

MariaDB 10パスワード変更|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

ここから変更できるようになっています。

ただし、データベース側のパスワードの変更するとWordPressに設定されているデータベースへの接続用パスワードも変更が必要になるので、注意が必要ですね。

WordPressの"MariaDB 10″への接続情報は、WordPressインストールパス内の、"wp-config.php"に記述してあります。

wp-config.phpの内容|パッケージのアップデート(14)~DiskStation DS218j

この中の、

/** MySQL database password */
define('DB_PASSWORD’,’パスワード’);

の「パスワード」の部分を"MariaDB 10″のパスワードに合わせればOK(のはず)です。

以上!。