「めいぶつチョイス」サービス終了

PaSoRi RC-S380, マイナンバーカードマイキーID, マイキープラットフォーム

まだ何にもオーダーしていないのに、せっかく連携設定までしたのに、

「めいぶつチョイス」2020年9月末でサービス終了という衝撃のお知らせが。

サービス終了メール|「めいぶつチョイス」サービス終了

で、閉鎖の理由の「諸般の事情」って何だろう。

上の記事にも書きましたが、「めいぶつチョイス」は有名なふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営している株式会社トラストバンクが運営しているサイトです。

勝手な想像でいえば、どうしてもマイナンバーカードを普及させたい総務省が「自治体ポイント使えばこんなお得なことがあるよー」みたいなサービスを提供したいと思ってて、そこで目を付けたのが人気沸騰のふるさと納税。これを真似て地域特産品をマイキープラットフォーム利用者限定でポイントでゲットできるサイトを開設しよう、という構想に至ったのではないかと。

で、「将来みんながマイナンバーカードを持つようになると美味しい事業になりますよ。」なんて言って株式会社トラストバンクを説得してサイトを開設してもらい、「地域特産品のアピールのためにも是非是非出品してください。」と各自治体に働き掛けて出来上がったのが「めいぶつチョイス」ということなんじゃないかと。

まあ自治体にとってはふるさと納税みたいに「頑張れば税収が増える」うまみはないですから消極的にならざるを得ないでしょうし、総務省がいくら号令をかけても一向にマイナンバーカード発行数は増えないうえに超面倒くさいマイキープラットフォームは一向に改善されないし、「めいぶつチョイス」はすっかり鬼城状態ですね。

鬼城 (地理学)

鬼城(きじょう、拼音: Guǐchéng グェイチョン)は、ゴーストタウン英語: ghost town)を意味する中国語

本来は無人化した廃墟や死の町を指し、中国語の「」は幽霊や亡霊を意味する忌み言葉であり、中国語の「」は都市も意味する。中華人民共和国では、特に投機目的の不動産投資と開発運営事業の失敗により完成しないまま放置されたり、人々が入居する前に廃れた都市地域を指す表現として使われるようになった。

出典:ウィキペディア

そりゃ運営する株式会社トラストバンクもやってられないでしょう。

総務省からは「2020年9月からマイナポイント事業によるマイナポイント還元が始まれば利用者が増えるから「めいぶつチョイス」続けてくださいよー。」みたいな懇願をしていたのかもしれませんが、新型コロナウィルスの影響で経済の落ち込みが予想される中、主力の「ふるさとチョイス」だって運営引き締めなきゃいけないのに、すっかり冷え込んで手間だけかかって将来が見通せない「めいぶつチョイス」にもう見切りをつけざるを得なくなった。ということなんでしょうね。

NOMI的には各所に散らばって失効の危機にあるマイレージやらポイントやらをかき集めて有効活用しようと思っていたのですが…。

もういいや。何か別の方法を考えることにします。