UPSを買いますか?買いませんか?~DiskStation DS218j
Synology DiskStation DS218jを使い始めて早いもので1年経ちました。
NOMIは仕事でオンプレミスサーバーを何台か面倒見ていますが、例外なくUPSを付けています。大事なデータがいっぱい入っていますからね。
無停電電源装置(UPS)
無停電電源装置(むていでんでんげんそうち)とは、停電などによって電力が断たれた場合にも電力を供給し続ける電源装置である。
出展:ウィキペディア
実はひそかに自宅のDS218jにもUPSを付けたいと思ったりしています。この一年間の電源断はというと、落雷による停電が一回、電力の使い過ぎによるブレーカーダウンが一回、いずれもデータが壊れることもなく復帰しましたが、やっぱり停電は怖いですね。停電後に起動するときってドキドキします。
さて、ブレーカーダウンのように自分ですぐに電源を復旧できるシチュエーションはともかくとして、停電ってやつの問題はいつ電源が復旧するかわからないというところ。数分?、数時間?、数日?。せっかくUPSを設置しても、長時間にわたる停電が起こってUPSのバッテリーが尽きてしまって稼働中の機器の電源がいきなり落ちたら意味がありません。
UPSのバッテリー容量は、設置期間が長いと徐々に劣化して減っていきます。従って接続している機器の消費電力が解っていても、あとどのくらいバッテリー駆動が可能かを予測するのは非常に困難です。
つまりUPSは、停電していても継続して機器を使い続けられるようにするために設置するのではなく、UPSのバッテリーが生きているうちに機器を正常にシャットダウンさせるさせるためにある、というのが正しい認識です。
なので、UPSを繋いだパソコンを使っているのであれば、さっさとデータを保存して一刻も早く手動でシャットダウンするのが正解です。
しかしサーバーやNASのように、使ってはいるけれどもすぐにシャットダウン操作ができないロケーションにある機器は、UPSとシステムを連動させて、「AC電源が断たれて○○分経過したら自動的にシャットダウンに移行する。」という設定をかけておくのが普通です。
会社のサーバー達はそうなっています。実運用でそういう動作をしたことは一度しかありませんが。
ところで我が家のDS218jも、家庭用の機器ながらこの機能に対応しています。DS218jに対応しているUPSは、
から調べることができます。結構多いですね。自動シャットダウンに対応しているか否かもきちんと情報が載っています。親切ですね。
DS218jはそもそも消費電力が少ないので、大容量のものでなくても構わないと思います。価格的には数千円~2万円くらいで大丈夫かと。
あたりは値段も手ごろで、AmazonのレビューにはDS218jできちんと使えた、というレポートもあるし。
さあNOMIさん。買いますか?、買いませんか?。
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