MNPをやってみた(2)~スマホ

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MNPをやってみた(1)~スマホ】で息子のケータイをMVNOから別のMVNOへMNPをやった記事を掲載しました。

今回は2度目のMNPで、NOMIとカミさんが使っているdocomoのガラケーをMVNOへ引っ越しします。

現在、子供二人は既に別々のMVNOでスマホ契約中。我々夫婦はNOMIの名義でdocomoでガラケー2回線を契約して、ひとつをNOMI、もう一つをカミさんが使っています。docomoとの付き合いはもう20年になりますね。

実際のところ、子供のスマホ2台よりも親のガラケー2台のほうが料金が高い。

試しに我々夫婦の2台のガラケーを、できるだけ安いスマホ端末で、できるだけ安いプランでdocomoに見積もりを出してもらったのですが、やっぱり子供の2倍以上の料金になるのは避けられないようです。docomo残念!。

最近は総務省の三大キャリアへの価格指導もあって、docomoのスマホ契約も結構安くはなりましたが、やっぱりMVNOには全然敵いませんね。

というわけでケチなNOMIは長年親しんだdocomoからの離脱を決意いたしました。

さて、【子供に格安携帯を与えるときの問題とは?~スマホ】でも説明したとおり、多くのMVNOは名義変更ができません(持ち主が死んじゃった場合の「継承」を除きます)。また、MNPをする場合は転出先と転入先の契約者は同じでなければならないという鉄の掟があります。

つまり、現在のdocomoとの契約のままカミさんの電話だけMNPで転出しようとすると、転入先のMVNOもNOMIの契約にしなければならないということです。

ところで、NOMIはもう年金について真剣に考えなければならない年齢になっています。カミさんはNOMIよりもずっと年下なので、ほぼ確実にNOMIのほうが先に死にます(長生きしたらゴメン)。だったらこの際、カミさんの携帯電話はカミさんの名義にしておいたほうが後々面倒がありません。そうすると、

■ docomoでカミさんの電話番号の名義をカミさんに変更し、それからMVNOへMNP。

■ 先にNOMIの名義のままカミさんの電話番号をMVNOにMNPし、それからカミさんに名義変更。

という二つの道がありますが、一般にMVNOは名義変更には手数料がかかりますから、ケチなNOMIは手数料のかからないdocomoで名義変更を行い、それからMNPでMVNOに引っ越しすることにします。

MNP予約番号の有効期間は発行から15日。転入する場合は10日以上の有効期間が残っていないとNGなので、やると決めたら迷わずに進めなければならないのがMNPです。

カミさんは息子と同じM社へ、NOMIは娘と同じD社へ、それぞれ転入することにします。

なんで全員一緒の会社にしないのかというと、その会社が傾いたり、身売りしたりすると手続きが結構面倒になりそうな気がするからです。それに、MVNOには「家族間の通話無料」なんて一括契約での恩恵はあまりありませんから、特に同じ会社で契約する必然性を感じないからですね。

docomoショップで名義変更する(7/20)

名義変更 | お客様サポート | NTTドコモを読むと、名義変更するためにはdocomoショップに行く必要があるようなので、とりあえず来店予約を入れます。

NOMIはカミさんと一緒に行く予定なので、名義変更に必要なものはお互いの身分証明書(運転免許証)になります。

三親等以内の名義変更は無料、それ以外は2,000円必要とあります。なのでNOMIからカミさんへは当然無料ですね。

当日、カミさんと連れ立って予約を入れておいた近くのdocomoショップへ。

名義変更の手続きは担当のお姉さんの言う通りにすれば良いので簡単であっという間でした。

MVNOでこういう手続きをしようとすると、ブラウザ上で大量に必要事項を記入したりとか免許証の写真を添付して送ったりとか、そういうことをしなきゃいけませんよね。で、内容が間違っていたり、写真が不明瞭だったりすると後日もう一度やり直し、とか。そういう細々した融通の利かない作業ができない人はMVNOへの鞍替えは難しいだろうなぁ。やっぱり対面手続きは楽でいいですね。いわれた通りにやればいいだけですから。だから維持費が高いのですけどね。

ついでにMVNOへ引っ越すための名義変更だと伝えると、イヤな顔一つせずに、

「今転出の手続きをなさいますか?」

と親切なお言葉をいただきましたが、来月8月が更新月なのでそれから手続きしたいからまた改めて伺います、と伝えると、

「ご来店いただかなくても、My docomoからでも手続きできますし、docomoのケータイからなら151にお電話していただければそちらでも手続きできますよ。」

と、更に親切なお言葉。本当は解約して欲しくないだろうに、笑顔での対応にこちらが恐縮してしまいました。

docomoショップのスタッフの方も、窓口で解約の手続きするのはイヤなんだろうなぁ。だから窓口以外での手続き方法を教えるのは親切心ばかりじゃないのかもしれないなぁ。などと勘繰る下衆なNOMIでした。

これで無事カミさんの電話番号はカミさんの名義に、NOMIの電話番号はNOMIの名義のままのdocomo契約となりました。

HUAWEI P20 Lite ×2台を発注(7/22)

SIMを入れたりAPNを設定したりが面倒なので、本当はMVNOにスマホごと発注したいところですが、転入先に予定しているMVNOになんだか気に入った機種が無いです。

NOMIもカミさんも携帯性抜群のガラケーを使っているため、流行の6インチ越えのスマホはでかくて重い、というのがその理由。コンパクトな機種は希少な国産品が中心で結構お高いのが悩ましいところ。

息子が使っているHUAWEI nova lite 3がほぼ標準的(6.3インチ)だと思うのですが、

息子が使っているHUAWEI nova lite 3|MNPをやってみた(2)~スマホ

手に取ってみると、うーん、やっぱりでかい。ワイシャツのポケットがパンパンになりますね。

一方で娘が使っているHUAWEI P20 liteは一回り小さくて(5.84インチ)ぎりぎり許容範囲かな。

娘が使っているHUAWEI P20 lite|MNPをやってみた(2)~スマホ

でもモデルチェンジしたHUAWEI P30 liteは一回り大きくなって微妙(6.15インチ)、かつ新製品なのでそこそこお高い。

娘にHUAWEI P20 liteを使った感想を聴いてみると、エラーで落ちることも操作中カクることもなく、とても快適で気に入っているとのこと。

というわけで生来のケチにも背中を押されて、在庫一掃中のHUAWEI P20 liteを格安かつ色違いで2台発注しました。発注先はビックカメラ.com。発注して四日後に無事到着。

NOMIとカミさんのHUAWEI P20 lite|MNPをやってみた(2)~スマホ

これで我が家にはHUAWEI P20 liteのカラーバリエーションが全部そろうことに。

ミッドナイトブラック…カミさん

クラインブルー…NOMI

サクラピンク…娘

結局家族全員がHUAWEIになってしまいましたね。何かとお騒がせのHUAWEIですが、とりあえず米国とのいざこざは一段落していますし、既に世の中に大量に出回っている型落ち品ですから、まあ大丈夫でしょう。

カミさんケータイのMNP転出手続き(8/1)

さあ、解約で違約金のかからない8月になりました。

まずはカミさんの分から、8/1、My docomoにログインして転出手続きです。

MNP転出手続きは数クリックで済む簡単なものでしたが、

「ちょっと考え直した方がいいかもよー」

MNP引き留め工作その1|MNPをやってみた(2)~スマホ

とか、

「MNPをやるとこんなにお金がかかりますよー」

MNP引き留め工作その2|MNPをやってみた(2)~スマホ

とか、引き留めのページを何回も見せられました。

うわさでは、電話でMNP転出予約をしようとするとオペレーターに引き留めされるらしいです。が、ショップの窓口での手続きではあまり引き留めされることは無いらしいです。が、コミュ障気味の方には窓口で人間相手に解約手続きをするのは気が引けるかもしれませんね。ネットでやるのがやっぱり吉です。

で、構わずポチるとすぐにMNP予約番号が表示されました。簡単でなんか拍子抜け。

カミさんケータイのMNP転入手続き(8/1)

カミさんが転入するのは、西の方の電力系の会社がやっているそこそこ有名なMVNOのM社です(社名バレバレ)。

手続きはネットで進めますが、インターフェースが良く練られていてとても分かりやすいですね。

ちなみにこのM社はプライベートパソコンショップ等が代理店となっていて、窓口に足を運んで手続きすることもできますが、ネットショッピングで「エントリーパッケージ」なるものを買ってネット経由でコードを入力して契約すると事務手数料\3,000(税別)が無料になります。「エントリーパッケージ」は安いところを探すと数百円で買えますので、差し引き二千円以上得します。この「エントリーパッケージ」は端末と一緒にビックカメラから入手しておきました。

今回の契約の注意点は、

  1. 新規番号取得ではなくMNP転入であること(予約番号を間違えないように注意)。
  2. 既に端末は入手しているので、HUAWEI P20 liteに対応しているnanoSIMのみ発注すればよいこと(間違えて端末セットで発注しないように)。
  3. これまで使ってきたdocomoに敬意を表してdocomo回線で契約すること(NOMIはdocomo解約について多少は心苦しく思っています)。
  4. 途中で色々有料オプションを勧められるが誘惑に負けないように信念(安く上げる)を貫くこと。
  5. 本人確認のための写真をアップロードする必要があること(今回は運転免許証)。
  6. カミさん名義のクレジットカードで支払い手続きをすること。

くらいでしょうか。

身元確認のために運転免許証の写真をアップロードするのがちょっと面倒なだけで、手続きは10分程度で終わりました。そして二時間後には審査が完了。翌日朝には出荷準備中との連絡が来ました。

MVNOのM社の手続きステータス|MNPをやってみた(2)~スマホ

早いですね。これまで特にカード事故とか起こしたことが無いからかもしれませんね。

で、SIMが到着したのは8/3の午後。その日はなんだかんだ忙しかったので移行作業は翌8/4やることに。

M社はMNP転入切替えをWeb上からの操作で行います。といっても手順書に従ってコードを入力して回線切り替えボタンを押すだけなんですが、30分ほどで切り替えが完了してガラケーが圏外に。

あとは、SIMをスマホに装着して起動し、利用規約の確認とかアクセス許可とかセキュリティ設定とか大量の手続きをさばきつつ、APN選択とカミさんのGoogleアカウントを入れて設定完了です。

結果、8/1のMNP転出申し込みから開通までわずか4日間。早かったですねー。

カミさんご満悦です。

NOMIケータイのMNP転出手続き(8/3)

ちょっとしたトラブルが発生。

8/1、カミさんケータイの転出と同じようにMy docomoにログインして手続きを始めたのですが、

「現在の契約ではMNP転出手続きができませんよ。エラーコード教えるから電話でdocomoに確認してね!」

みたいなメッセージが出ちゃいました。

仰せに従って電話でエラーコードをオペレーターのお兄ちゃんに伝えると、

「dポイントが共有グループの設定になってますね。MNP転出予約された番号が転入先に移ってしまうまでNOMIさんの番号は転出できないのですが…」

が…?、

「今このお電話で共有グループ解除の依頼をいただければ、数分後には転出可能になりますので手続きしましょうか?。」

おー!。なんて親切な!。こういう神対応をされると、docomo解約が少しためらわれますね。

とはいえもう端末も手に入れてますから、ここで感傷的になる自分を立て直して手続きを依頼。それでも本質的にお人よしのNOMIは通話の最後に思わず、

「長い間お世話になりました。またご縁がありましたら…」

なんて言ってしまいました。

さて、docomoの契約はこのように超複雑なオプションがてんこ盛りなので、何かのオプションが有効だとあれができないとかこれが無理とそういうのがいっぱいありそうで怖い。

なので、MNP転出の失敗を恐れるNOMIは自分自身の番号のMNPは、My docomoからではなくdocomoショップの窓口でやることに決定。

結果としてこれは正解でした。実はカミさんの番号の支払いははNOMIの番号と同じクレジットカードから引き落とされる契約になっていて、

「奥様のケータイの最後の支払いはNOMI様のカードから引き落とすことができないので、後日郵送で請求書をお送りさせていただくことになります。」

とのこと、はい了解です。更に北川景子似のショップの店員さんから、MNP予約番号の書かれた通知書と、dポイントカードを渡されました。

「860ポイント残っていましたのでdポイントカードをお作りしておきました。」

うわっ。ポイントは失効させるしかないかな、と思っていたのでこれは想定外の神対応。

てか、docomoスタッフ神様多すぎですね。やっぱりショップで手続きして正解でした。帰り際、

「長い間ご利用ありがとうございました。」

と、笑顔で深々とお辞儀されました。心苦しさMAXのNOMIでした。

NOMIケータイのMNP転入手続き(8/3)

NOMIが転入するD社は、最近とある東北のプロ野球チームのスポンサーになっているR社に事業を売却する予定になっています(社名バレバレその2)。

このD社の良いところは料金が安いことにつきます。

買収が完了したあとD社のサービスがどうなるかは不透明ですが、少なくとも既存契約者の不利益になるようなことはしないでしょうから、当分はこのバカ安の料金が据え置きになると踏んでのチャレンジ契約となります。

こちらはカミさんが転入するM社と違って新規契約ではなく、NOMIの既存の契約にMNPで番号が一つ追加されるだけですから手続きは簡単です。もちろん、本人が申し込んでいるのかどうかの確認に運転免許証の写真のアップロードは必要ですが。

申し込みを行った翌日8/4には本人確認完了のメール。そして8/5の夜にはガラケーが圏外に変わり、更に翌日にはSIMカード発送のメールがやってきました。

M社の場合は自分でMNP転入切替えをWeb上からの操作行えるのですが、D社の場合はD社側でMNP転入切替えをやってからSIMを送るので、この間電話が使えません(この件についてNOMIは了承済み)。SIM発送の案内メールにも、

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■ 商品到着までの流れ
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転出元でご契約中のSIMカードは、通常の3営業日以内のお届けの場合、
新しいSIMカード到着予定日の1日~2日前に使用不可となります。

と書かれてましたね。

NOMIの場合は何日かケータイが使えなくても別に困りませんけど、1日でも電話が通じないと困るような人は、こういうMVNOは避けたほうが良いかもしれませんね。

NOMIのSIMが到着したのは8/7。結局2日間ほどケータイが使えなかったことになりますね。

MNP転入後のスマホセットアップ

なんだかんだでMVNOの端末セットアップは数回目なので慣れたもの。

NOMIとカミさんのそれぞれのP20 LiteにSIMをセットし、SIMと一緒に送ってきた説明書をよく読んでAPNを選択、あとはHUAWEIのアカウントに関するセットアップをスキップしながら、Googleアカウントのセットアップをやるだけです。

HUAWEIから提供されているサービスも面白そうなのですが、まだなんだか米国とゴタゴタしているので、とりあえず使わないことにしておきます。

HUAWEI P20 lite セットアップ完了|MNPをやってみた(2)~スマホ

向かって左側がNOMIのP20 Lite、右がカミさんのP20 Liteです。

ケースはそれぞれのライフスタイルに合わせてNOMIが手帳型の、

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を、カミさんはホールド型の、

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をそれぞれ購入。どちらも良い出来です。

これで家族全員スマホデビュー完了しました。